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『残される者たちへ』  小路 幸也 著 



私が最近はまっている小説家の一人、小路幸也。
今まで読んだ作品は全て面白かったので、
今回も『残される者たちへ』にもの凄い期待してました。

まずはいつもの帯紹介から。

トトロみたいな野山じゃなく、こんな寂れていく都市の光景が、
俺の美しい故郷だ。

僕たちは、たぶん、この団地に囚われてしまったんだ。
『東京バンドワゴン』シリーズの著者による、“消された記憶”のミステリー。


続いて、著者のホームページからメッセージを。

18「残される者たちへ」小学館
物語を構成するいくつかの要素は、別のところから持ってきたいわば原案付きの物語。小さい頃に見ていたSFなんかでは〈団地〉はとても象徴的なものだった。あの頃は確かにそれ自体が新しい生活の象徴だった。今は、廃虚になっているものもあるという。時の経過によるそのギャップに強く魅かれ、そこから立ち上がっていったストーリー。結局僕たちは〈町の子供〉であるんだという思いは昔から持っていた。そこに、何が見えるだろうか。

ミステリーは好き。アガサ・クリスティーとか
エラリー・クイーンにはまったことがある。
最近は全然読まなくなったけど…。

ミステリーと書いてるけど、実際はSFです。
しかも、小中学生向けの小説という印象。
もちろん、大人でもきっと好きな人は好き。

団地が舞台になっているので、団地に馴染みが深い大人は
懐かしく読めるのかもしれません。

今までの小路幸也の作風が好きな人にとっては違和感があるかも。
対象者を大人ではなく、SF好きの子供にすれば評価は違ったかも。

私は団地に住んだことはなく、SFファンでもないけど、
SFと分かるまでは面白かったです。

何しろ、デザイン事務所を経営する主人公は、小学校同窓会で、
同級生達と再会を果たすも、なぜか同じ団地で育った
親友の記憶が一切消えていたといのだから!

精神科医になった別の幼馴染とその謎を解いていく、という物語。

SF小説が好きな方にお勧めです。


  • 2010.05.04 Tuesday
  • 本☆(小説)
  • 12:29
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  • by Kay

『シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン』 小路 幸也 著

私のお気に入りの作家の一人、小路幸也。

これまで『21 twenty one』、『うたうひと』、『キサトア』、『モーニング』、『空へ向かう花』、『brother sun 早坂家のこと』、『リライブ』を、また著者の代名詞である東京バンドワゴンシリーズは、『東京バンドワゴン』、『スタンド・バイ・ミー 東亰バンドワゴン』、『マイ・ブルー・ヘブン―東京バンドワゴン』を読みました。

ですが、なぜか読み忘れていた?この本。
「東京バンドワゴン」シリーズ第二弾。
シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン。ようやく読みました。


帯にはこうあります。

泣いて、笑って、いろんな愛に気づいたとき…
きっと家に帰りたくなる、下町ラブ&ピース小説。

いつだって、誰かが君を愛してる。

下町で古書店を営む四世代ワケあり大家族が、
古本と共に舞い込む謎を解決します。


北上次郎氏
「いつまでもみんな元気でいるように、と思わず祈りたくなる」

赤ちゃん置き去り騒動、売った本を一冊ずつ買っていくおじいさん、
幽霊を見る小学生… おかしな謎が次々と舞い込んで、
<東京バンドワゴン>は大騒ぎ。

…新たな家族の秘密も明らかに!?

帰りたい場所がここにある


今回も小さな事件がいくつもおきて、全員が一丸となって
解決していく大家族の姿が描かれています。

核家族化が叫ばれて久しいが、私も両親ときょうだいに
囲まれて育った。だから、家の中に大勢の人がいて、
見守られて育っていく、という経験はない。

昔の大家族はこんな感じだったのかなあ、と
想像を膨らませながら、いつも楽しく読んでいます。

登場人物は皆良い人ばかりで気持ち良いっ。
ストーリーのテンポが速いのは、皆が損得勘定なく、
相手のためを思って、即行動に移すからなのかもしれない。
幸せが幸せを呼ぶ、そんな大家族の物語。

堀田家の家族関係に心が癒されるとともに、
毎度のこと刺激される私でした。

☆目次☆
冬 百貨辞典は赤ちゃんと共に
春 恋の沙汰も神頼み
夏 幽霊の正体見たり夏休み
秋 SHE LOVES YOU

まだ読んでいない方はぜひ。

  • 2010.05.01 Saturday
  • 本☆(小説)
  • 12:46
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  • by Kay

『リライブ』 小路 幸也 著

こんばんは。

私のお気に入りの作家の一人、小路幸也。
彼に魅了された私は、これまで『21 twenty one』『東京バンドワゴン』、『うたうひと』、『キサトア』、『モーニング』、『スタンド・バイ・ミー 東亰バンドワゴン』、『空へ向かう花』、『マイ・ブルー・ヘブン―東京バンドワゴン』『brother sun 早坂家のこと』を読みました。

結構読んだなあ〜。しみじみ〜。
でもまだ読んでいない既刊の本が沢山あるので、今から楽しみ♪

で、最近読み終えたのが、この『リライブ』。


帯にはこうありました。

生きることは、選ぶこと。
選ぶことは、悔やむこと?


命の灯火が消える瞬間、<バク>が囁きかける。運命の恋人を失った夜。いまの仕事を選んだあの日─頭に浮かぶ、人生の分岐点。そこからもう一度、やり直させてあげましょう。ただし、ひとつだけ条件がありますが─。

かれらが何を選んだのか?あなたの予感は、覆される!

<バク>が誘うもうひとつの人生の物語

人生が二度あれば、どこからやり直す?

あの時に戻れたら、きっと───

<バク>が誘うもうひとつの人生をあなたに


著者のホームページにはこう書かれています。
24「リライブ」新潮社
『小説新潮』で不定期連載していた〈バク〉という不可思議な存在を狂言回しにした短編集。テーマが毎回編集部から与えられ、そしてバクというシステムが決まっていたのでそれほど苦労しなかった。僕は広告制作やゲーム制作を経験してきたので、様々な〈縛り〉があることが苦にならずむしろ水を得た魚になるのかもしれない。収められた作品の中に、いくつか若い頃の苦い思い出をベースにしたものがある。もし、あの時にこうしていたら、と、今も思う。遠い日々の後悔を知ってくれている友たちは、今はどうしているだろうか。


『リライブ』はまもなく臨終を迎える7人が謎の「バク」により、
二度目の人生を歩むという物語。

悪夢を食べると言われる空想上の獏は、ここでは悪夢ではなく、
思い出を食べ、その代わりにそれぞれの人が望む「あの時」に
戻し、人生のやり直しのチャンスを与えます。

7人はバクに思い出を差し出し、
選ばなかった人生のある起点へと戻ります。

主人公が二度目の人生を終える時に、再びバクと人生について
語り合うことから、私たちは一度目の人生との違いに驚かされます。
さらに、主人公に関わるもう一人とバクとの会話から、
知らされる真実がとても興味深いです。
本当にひとひねりもふたひねりもあって、さすがは
小路幸也だなあ、と感心させられる面白さです。

二度目の人生を歩みなおすことは、もちろん非現実的。

でも、死を目前にしなくても、振り返れば、悔やまれることは
誰にでもあると思います。だから、とても読みやすいです。

どれも良心が溢れていて、現実的じゃないような気もします。
でも、主人公は一度は死の瀬戸際を経験していて、
それこそ死に物狂いで「あのとき」に戻り、やり直していると思えば、
とてもしっくりくるのです。
主人公のもの凄く一生懸命に人生に取り組む姿に圧倒されます。

7編のうち「すばらしきせかい」「彼女が来た」と「J」は
音楽に関係しているのが、若かりし頃、ミュージシャンを
目指したと言う著者らしい。
小説は苦手だけど、音楽は好きという方にもお勧めです。
どの話も良いのですが、恋愛を扱う「生きること」の展開に
はっとさせられました。

私たち読者は7人の物語を通して、今ある人生における
人間関係の大切さを考え直させられます。

自分の人生を見つめなおす機会は、あまりないと思いますが、
普段は当然と思っている大事なことに気付いたり、
周囲の人に感謝したり、辛抱強くなったり、前向きになったり、
読むば心に色々と感じ、考えさせてくれる本です。

読み終えたその瞬間から、生き直せるかもしれません。
気持ち次第ですよね。心がけたいと思います。
↑自分との対話?(苦笑)。

皆さんは、やり直したい過去や取り戻したいものはありますか?


今日も私のブログに遊びに来てくださって、
ありがとうございます。

明日も良い一日を♪

☆目次☆
・輝子の恋
・最後から二番目の恋
・彼女が来た
・J
・生きること
・あらざるもの
・すばらしきせかい


  • 2010.04.07 Wednesday
  • 本☆(小説)
  • 23:19
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  • by Kay

『brother sun 早坂家のこと』 小路 幸也 著

こんばんは。

読書好きですが、小説にはあまり縁がなかった私。
でも数年前からを本格的に読み始め、面白さに目覚めました。
最近立て続けに読んでいる著者は小路幸也と湊かなえ。

2人を比べるのはとってもナンセンスだけど、
後者がとてつもなく暗い物語を書くのに対し、
前者の物語はどこまでも明るく幸せで、安心して読める。

今回読んだのは『brother sun 早坂家のこと』。
さて、恒例の帯から見ていきましょう。


娘は、いつだって大変である!
「東京バンドワゴン」シリーズを始め、様々な家族を描いてきた著者が三姉妹を通し描く、新しい家族のカタチ。

娘はいつだって大変である!
自分のこと、恋人のこと、結婚のこと、将来のこと、
そして、家族のこと

早坂家の三姉妹、それぞれが感じている、家族の姿。ちゃぶ台を囲みながらそれぞれの思いが一つになったとき、本当の家族の姿が見えてくる。考えたり悩んだり、苦しかったりするけれど、それぞれが補いながら暮らしている。

そんな早坂家へ、ようこそ。


第一章「伯父さんのこと」から早川家を見てみましょう。

母方の祖父母が残してくれた築50年のぼろぼろ木造住宅に住む
三姉妹(あんず25歳、かりん20歳、なつめ18歳)。20m先の家に
19歳年下で現在29歳の真里奈と3年前に再婚した父が住む家がある。
二人の間には2歳になる弟、陽ちゃんがいる。
姉妹も、父親一家も互いの家を行き来する仲良し家族。

祖父、祖母が亡くなり、母まで病気で亡くなった時、
三姉妹が11歳、6歳、4歳。男手一つで3人を育てた父は姉妹に
とっての誇り。

再婚同士で式を挙げずに入籍しただけの2人に
仲良し姉妹は新婚旅行をプレゼントすることにした。
2歳の弟を預かることにした夏、3人とも仕事や
デートを一切絶って、4人で過ごす事にする。

<夏休み陽ちゃん一週間預かり大作戦>の初日、
ショッピングセンターから4人で自宅に戻ると、
玄関先に叔父と名乗る人がいて…。
初耳…。父と叔父に何があったの?
三姉妹の疑問は募るばかり。

幸せな早坂家に突然沸いた謎をめぐって、三姉妹と支える彼氏たち。
どこまでもポジティブで明るく前向きに描かれるのが著者らしい。

なんと言っても、登場人物の性格の良さに癒されます。
ネガティブな感じがまるでないのがさすが!あっぱれ。

著者ホームページにはこう書かれていた。

23「brother sun 早坂家のこと」徳間書店
三姉妹の物語。僕はきちんとしている人々を描くのが好きだ。よく毒がないとか見栄えが良過ぎるとか言われるけど、ちゃんと生活している人たちは皆いい顔をしているし、毒をことさら表に出すこともない。でもやっぱり生きていけばいろいろある。悩みや悲しみや辛さはあるけど、それにもきちんと対応していく、していける。早坂家の姉妹はごく普通の女性ばかりだと僕は思っている。美点があるとすれば、ちゃんと毎日を暮らしていけるところだと思う。


そうそう、毒がない。
一言で表せばそれだ。
だから読んでいて安心できる。
そして反省もしたりして(苦笑)。
私もきちんとしている人に近づきたいものです。

☆目次☆
・伯父さんのこと
・あんずのこと 一
・かりんのこと 一
・なつめのこと 一
・あんずのこと 二
・かりんのこと 二
・なつめのこと 二
・早坂家のこと 
・エピローグ 陽のこと



  • 2010.03.30 Tuesday
  • 本☆(小説)
  • 22:38
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  • by Kay

『マイ・ブルー・ヘブン―東京バンドワゴン 』 小路 幸也 著

こんばんは。

久しぶりに読みました!
東京バンドワゴンシリーズ。


まずは帯から確認しておきましょう。

恋しい家こそ、私の青空

昭和20年、全てが失われた終戦直後の奏でられる、愛の歌。
華族の娘・咲智子が「堀田サチ」になったころのお話。

温かくて優しい「東京バンドワゴン」の歴史は、ここから始まった!

国家の未来に関わる重要な文書が入った<箱>を父親から託され、GHQを始め大きな敵に身を追われるはめになった、子爵の娘・咲智子。混血の貿易商・ジョー、華麗な歌姫・マリア、和装の元軍人・十郎、そして、がらっぱちだけれど優しい青年・勘一にかくまわれ、敵に連れ去られた両親の行方と“箱”の謎を探る、興奮と感動の番外編。


何だかいつもの穏やかな雰囲気の東京バンドワゴンシリーズとは
違って、スピード感溢れるミステリー仕立てがたまらないっ。

スピンオフって当たり外れがあると思いますが、
言うまでもなく、こちらは大当たりです。
なるほど〜、そういうことだったのね、と頷くこと多し!

「東京バンドワゴン」からスピンオフしていますが、
これまでの三部作を読んでいなくても楽しめるはず。
もちろん、マイ・ブルー・ヘブンを気に入ったら、
三部作を読んでくださいね〜。期待を裏切りませんよっ!

最新作の舞台はなんと終戦直後。
生きているサチさんが初めて登場。
語り口からお上品なお方と思っていたら、ご令嬢でしたのね。

勘一のおじい様が…。ふむふむふむ。
登場人物がなんとも凄い。楽しい。
勘一の父、草平とその仲間達が最高!
それにしても、堀田家って昔からおせっかい、いや、
温かい一家だったのね。
勘一とサチの出会い方もドラマチック。
嫌味がなく、笑えるほど堀田家っぽ〜い。

東京バンドワゴン、やっぱり最高でした。
映画化すればいいのにっ。と読むたび思う私です。

『東京バンドワゴン』 小路幸也
『スタンド・バイ・ミー』 小路幸也

あ、私、第二部のシー・ラブズ・ユーを読み忘れてる?

最後に著者HPより、コメント抜粋です。
21「マイ・ブルー・ヘブン 東亰バンドワゴン」集英社
本編ではなく、語り手であるサチとその連れ合いで店主である勘一がどのようにして出会い、夫婦になったのかを描いたスピンオフ作品。あるインタビューで〈お正月特番新春スペシャルドラマ〉と表現したけど、もうそのまんまのイメージで書き進めた(午後九時からの二時間半かな(^_^;))。あの時代のホームドラマへのオマージュとして書き始めたこのシリーズ。こうやって連ドラ形式とスペシャルドラマ形式で、何年も書き続けていければいいなぁと心から思う。


はいっ。ぜひ何年も書きつづけてください!
楽しみにしています☆


  • 2010.03.13 Saturday
  • 本☆(小説)
  • 22:23
  • comments(0)
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  • by Kay

『空へ向かう花』 小路 幸也 著

おはようございます。

週末はいかがお過ごしでしたか?
年末の週末は楽しいことだらけ?!
昨日から降る雨、風邪ひきに注意してくださいね。

久しぶりに、小路幸也を手に取りました。
読んだのは『空へ向かう花』。


小路幸也のHP17「空へ向かう花」講談社には、

デビュー作から僕の作品の中には〈子どもと大人〉と
いうものを描くことが多かった。それは意図的なものでは
なくて、何故そうなるのかいまだに自分でもわからない。
わかっているのは、子どもは、大人が守らなきゃいけないと
いうことだけで、そこにきちんと向き合うつもりで書いた作品。
ただ、その作業は本当に難しい。どこへ踏み込んで、
どう表現していけばいいのか。たぶんこれからも考え続ける。
子どもたちの未来に、花が咲き続けることを願って。


とあった。
そう、この小説のメッセージのひとつが
「子どもは大人が守らなきゃいけない」ということ。

主人公は心に闇を抱える小学生6年生のハルとカホ。
殺人を犯してしまったハル。
親友を亡くしたカホ。
ただでさえ気持ちが揺れるこの年頃。
でも、2人が抱えるものはあまりに大きいものだった。
2人を支えられない大人がいれば、支える大人もいる。

帯にあるカホのセリフ。
「どうしようもないことって、起こるんだって、
わたしは知ってるから」

親友を亡くすずっとずっと前、彼女のいたいけな心と体は
傷だらけだった。そんな彼女だからこその悟りの言葉。
それにしても、こんなことを悟るにはあまりに幼すぎる。

物語は、カホの語りの「わたしと、ハル」に始まり、
ハルが語る「僕と、井崎原さん」、、、と言うように
常に、誰かが誰かとの関係を語り、静かに語られる心の内を
私達は受け取りながら、読み進めていく。

全てフィクションということらしいけれど、
色々と感じ、考えさせられてしまう。
今の私に子どもを守れるだろうか・・・。



  • 2008.12.22 Monday
  • 本☆(小説)
  • 07:39
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  • by Kay

不思議な魅力にとりつかれそう・・・。『アカペラ』 山本 文緒著

おはようございます。

週末いかがお過ごしですか?
私はこれから奈良にお出掛けです。

読書好きですが、小説にはあまり興味がなかった私。
ですが、最近は小路幸也をはじめ、たくさんの面白い小説に
出会い、堪能しているところです。
ちなみに今は、バスタイムに小路幸也、
電車で重松清を読み進めています。
贅沢な至福の時間です。

そして、またまた出会ってしまった、驚きの小説に。



今日はアカペラをご紹介。
表題作アカペラを含む、3作は全て愛がテーマ。
それも少〜し癖がある愛。
そして私はこの愛に見事にはまってしまいました。

自分を死んだばあさんと勘違いする祖父と暮らす15歳。
20年ぶりに実家に帰省した駄目な男。
病弱な無職の弟を恋人のように気遣う50歳シングル女性。

1作目はアカペラの中学生の話で、そこでいきなり
やられちゃいました。予測できないストーリーにどんどん
振り回される感じが何だか気持ちいい。サプライズの連続!

すこ〜し不思議な愛情なんだけど、共感できちゃうような、
応援したくなるような。
この気持ち良さは読まなきゃわかりませんっ。
人生いろいろ〜♪

それでは、良い週末を☆




  • 2008.12.13 Saturday
  • 本☆(小説)
  • 08:49
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  • by Kay

『東京バンドワゴン』 小路幸也

こんばんは。
最近、島根旅行記が続いているので、この辺で
一息しようと思います。

日中は暑いくらいですが、日が暮れると肌寒いですね。
秋だ〜。読書の秋ですっ。

『21 twenty one』を読んで、すっかり
小路 幸也に魅了された私(ブログはこちら)
続いて選んだのが、この東京バンドワゴン。


帯には、興味深いへんてこなことが言葉が並びます。
・懐かしい「あの頃」の笑いと涙をお届けします。
・明治から続く下町古書店“東京バンドワゴン”ちょっとおかしな
四世代ワケあり大家族のラブ&ピース小説。
・古本、高値で買い取ります。。
・事件、万事解決します。

『21』の時もそうでしたが、今回も登場人物の紹介が
最初にされていて、読んでいるだけで興味をそそります。
総勢なんと17人。と猫3匹。

私達読み手は2年前に亡くなったおばあちゃんと大家族の
行方を見守ります。ドラマや映画になったら絶対面白い!と
太鼓判を勝手に押してしまうようなストーリー展開です。

たくさんある家訓の一部はこんな感じ。
<食事は家族揃って賑やかに行うべし>
<人を立てて戸を開けて万事朗らかに行うべし>
食卓を囲うテーブルで交わされる会話は最高に面白い。
読んでいるだけで情景を想像できるほど、描写が細か。

喜怒哀楽がはっきりしていて、あたたかい昔ながらの家族像!
という感じで、懐かしいような、羨ましいような、
わくわく楽しみながら、一気に読み終えました。

詳しくはご紹介できませんが、4つのストーリーは
どれも面白いです。太鼓判!!!
次はどの小路幸也作品を読もうかな。

☆目次☆
春―百科事典はなぜ消える
夏―お嫁さんはなぜ泣くの
秋―犬とネズミとブローチと
冬―愛こそすべて


  • 2008.10.02 Thursday
  • 本☆(小説)
  • 21:54
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  • by Kay

『21 twenty one』 小路 幸也



こんばんは。

初めて読んだ小路幸也の小説
『21 twenty one』に衝撃を受けました。

中学校入学の日、担任になった先生が僕たちにこう言った。
「ここにいる21人が今日から卒業までの仲間です。
そして、なんと21世紀に、21歳になる仲間です」


鎌倉にある小さな中学校。
『21』で繋がれた彼らはこのまま3年間を一緒に過ごし、
絆を深めていく。卒業してもずっと変わらない、そう信じた。

なのに、25歳のある日、ミュージシャンを目指す晶は
首を吊ってしまった。
21人と先生が3年間過ごしたあの教室で。

1人の大切な仲間の死をめぐり、残された仲間が心の内を
告白する形で進んでいく。この小説のリアルさは
フィクションの域を越えて、私達に迫ります。

最終章の告白に涙を流しながら、生きることの楽しさ、辛さ、
生き続けることの意味をあらためて考えさせられました。

最後はこう締めくくられていました。
「何もかもうまく行くことなんてありえないし、
うまく行かない方が当たりあえなんだと思っているけど、
それでも。

生きていくことが、幸せへと向かう唯一の手段と思っている。」


  • 2008.09.18 Thursday
  • 本☆(小説)
  • 22:50
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  • by Kay

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